メルセデスベンツCLSクラスを選んだ理由

こんにちは、隼斗です！

前回はBMW5シリーズのご紹介をしましたが、
今回はメルセデスベンツCLSクラスのご紹介です。

BMW5シリーズには3年間乗り、特に大きな不満があったわけではありませんでしたが、
ちょっと飽きが来てしまったので、乗り換えを検討しておりました。

当時の乗り換え候補は、BMW6シリーズグランクーペ、メルセデスベンツCLSクラス、AudiA7スポーツバックです。
見て分かる通り、全て4ドアクーペです。

5シリーズのデザインはとても好きで、今でも街中を走っていると「やっぱりカッコいいな〜」と思っているのですが、それ以上に街中で上記3車種を見た時の感動が大きかったのを覚えています。

乗り換えが決まった段階で、上記3車種を見に行くことにしました。
なお、この3車種、いずれも新車価格は乗り出し1,000万円程度で、当然の事ながら中古車の購入を検討しておりました。

まずはBMW6シリーズを見に行くことにしました。
乗り換え時期がちょうど3年目と同月の5月だったこともあり、5シリーズを購入した時と同じ認定中古車イベントが開催されておりました。

5シリーズを購入した時のセールスが引退されていたので、後任の方にご案内頂きました。
3年前と全く同じ感じで認定中古車イベントが開催されており、なんとも懐かしい気持ちになったのを覚えています笑

さて、早速6シリーズグランクーペです。
試乗したのは、650iグランクーペMスポーツで4.4リッターの上級モデルでした。

第一印象、めちゃくちゃカッコ良い！！
ベースは5シリーズ（7シリーズ？）だと思うのですが、圧倒的に低く、ワイドなエクステリアは全く違う車に見えました。

中に乗り込んでみると、インテリアも5シリーズとは異なり、ドライバーがより包み込まれるようなインテリアになっていて、こちらもとてもカッコ良い。

早速、試乗に出掛けたのですが、エンジンパワーが違いすぎる・・
523iの馬力とトルクとは桁違いにパワーがあるので、軽く踏んだだけでとてもスムーズに進むことの驚きました。
（ただし、これは550iであれば一緒なので、車種間の比較にはなりません）

そして、Aピラー・フロントガラスが凄く寝ているので、バックミラーがとても近く、圧迫感があり、インテリアデザインに相まって運転している時のスペシャリティー感を強く感じることが出来ました。

反面、乗り味はそんなに変わらない印象で、感覚的には5シリーズとあまり違いを感じませんでした。
高速道路を走るとまた違うのかもしれませんが、試乗の後、自分の5シリーズに乗ってみて、「やっぱりそんなに変わらない」とう印象を受けたのを覚えています。

とは言え、エクステリア・インテリア共にデザインは本当に秀逸でした。

次に、Audi A7スポーツバックです。

こちらも、Audiの認定中古車を見に行きました。
ちなみに、私の大好きな映画にジェイソン・ステイサム主演の「トランスポーター」と言う映画があるのですが、そこで見たAudi A8がカッコ良すぎて、Audiディーラーに行くのがとても楽しみでした。

試乗させて貰ったのは、Audi A73.0スポーツバックSラインです。

これまたカッコ良い！！笑

6シリーズグランクーペ以上に低く・ワイドに見えました。
フロント・リア共に文句なしのカッコ良さです。
ただ、一点だけ気になったのが、Cピラーからトランクのラインです。
この車はハッチバックタイプで、トランクが独立しているわけでは無いため、Cピラーからトランクまでストンとラインが落ちていきます。
個人的には6シリーズグランクーペのように、トランクは独立していて欲しいので、そこだけマイナスポイントでした。

インテリアについては、落ち着いていて非常に高い質感でした。
メーターもBMWの素っ気ない感じと異なり、鮮明で見やすいものでした。

試乗に出掛けてみても、523iとは異なり、3リッターターボの圧倒的なトルクでスムーズに加速してくれました。
乗り味はBMW5シリーズよりも柔らかく、ステアリングも軽く、とても運転しやすい車だなと言う印象を受けました。
反面、運転する楽しさと言う部分は希薄に感じました。

最後に、CLS350 AMGスポーツパッケージです。

これまでの流れで認定中古車へ行こうと思っていたのですが、私の洗車仲間でボクスターに乗っている方から、知人がメルセデスベンツ中古車専門店を経営しているからそこを紹介するとのことで、某中古車販売店で見る事にしました。

認定中古車以外を買う事に少し抵抗があったのですが、まだ購入を決めるわけでは無いのと、
歴史もあり、複数店舗経営されている中古車販売会社だったので安心感はありました。

アポイント当日、中古車販売店に向かうと、担当の方がすぐに案内してました。
展示場には所狭しとメルセデスベンツの中古車が並んでおり、CLSクラスも3台ほど展示されておりました。

早速お目当てのCLSクラスを案内して頂き、CLS350 AMGスポーツパッケージに試乗させていただく事になりました。

CLSクラスの第一印象は厳いのに美しい！でした。

フロントは完全に私の好みで、とても精悍で先進的なデザインに感じました。
正直、メルセデスベンツのデザインはあまり好きではなかったのですが、この車種だけは別格でした。
サイドラインについても、流線型の綺麗なルーフラインで美しく、ガラスエリアが狭いのもとてもカッコよく感じました。
ただし、AudiA7と同様、Cピラーからトランクにかけてのラインは尻下がりに見えるので、ここは6シリーズグランクーペの方がカッコいいなと思います。
また、リアについてはウルトラマンのような独特のデザインですが、前衛的なフロントのデザインとはマッチしていて、良いデザインだと思いました。

次にインテリアですが、3車種の中では一番落ち着いていて（ある意味地味）、プラスチック感がある部分が少なく、質感が非常に高いと感じました。
特に、ダッシュボードがレザーで覆われ、ステッチが入っているので、この部分が質感を高めるのに一役を担っていると思います。
ステリアリングのデザインも3車種の中で一番好きでした。
残念な部分としては、ナビ画面が小さく高精細では無いので、この点はBMWの圧勝です。

最後に試乗ですが、エンジンパワーは3車種の中で一番控えめなものの、3.5リッターエンジンなので、523iの2.5リッターエンジンとは違い、十分なパワーを持っていました。
そして乗り味はエアサスペンションを装着していることもあり、嫌な硬さは全くなく、とても快適なものでした。
また、3車種の中で一番車の大きさを感じることなく、一回り小さな車を運転しているかのような感覚でした。6シリーズグランクーペのように、Aピラーとフロントガラスが寝ており、かつサイドウィンドウも小さいのですが、何故かとても運転しやすかったのを覚えています。

と言うことで、3車種試乗してみて、それぞれの特徴がよく分かりました。
最終的には、メルセデスベンツCLS350AMGスポーツパッケージを購入する事になったのですが、その先行理由は下記の通りです。

BMW：同じ年代の5シリーズに乗っていたこともあり、大きな変化は無かったことです。
　　　  特にインテリアについては、包まれ感がより強調されたデザインであったものの、
　　　  基本的なデザインは5シリーズと共有で、乗り換えた！と言う感覚が薄そうだと
　　　  思いました。
　　　  また、乗り味についても同じメーカーの車なので当たり前ですが、
　　　  あまり変化を感じませんでした。

Audi：洗練されたデザインや、上品で上質なインテリアは魅力的でしたが、
　　　 ハッチバックスタイルが最後まで受け入れられませんでした。
 　　　横から見たときのCピラーから後ろのデザインがどうしても受け入れられず・・。
　　　また、乗り味についても優等生すぎると言うか、国産車的な部分があり、
　　　運転が好きな私の好みとは少し外れておりました。

MB：Cピラーからトランクにかけたライン以外は全てが私好みでした。
　　  先進的で前衛的なエクステリア、落ち着きのあり上質なインテリア
　　  とても乗り心地が良いのに、運転している感じがある乗り味、が決め手となりました。
　　  正直、メルセデスベンツに対するイメージはあまり良くはないのですが（笑）、
　　  この車種だけは、飛び抜けて魅力的な車でした。
         ベースとなった、W212Eクラス含め、他の車種には全く興味が湧かなかったので、
　　  メーカーで選んだと言うより、CLSだから選んだ形です。


以上、メルセデスベンツCLSクラスの魅力を書くつもりが、ライバル車との比較の紹介となってしまいました。
この3車種が好きな人は多いのではないかと思いますし、BMWとAudiを選んだ人のご意見も聞いてみたいものです笑

別途、4年間乗った中での魅力というものを書きたいと思います！