輸入車のブレーキダストの対策

こんばんは、隼斗です!

輸入車に乗っている方なら、ブレーキダストは悩みの種ですよね。
これから輸入車購入を検討されている方にも、お伝えしておきたい問題です。
洗車してホイールを綺麗にしても、10kmくらい走行すると、
既にうっすらとブレーキダストがホイールに付着します。

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これは大袈裟ではなく、本当です笑
ちなみに高速を使って往復200km程度走ろうものなら、目に見えて汚れます。
街中を走っている輸入車を見ても、ボディは綺麗でもホイールは黒くなっている車を
よく見かけます。

BMW5シリーズに乗っていた3年間は純正のブレーキローター・ブレーキパッドを使用していたので、ブレーキダストは常に悩ましい問題でした。

私は月に2回は洗車をしているのですが、当時BMW5シリーズが履いていたMスポーツ用のホイールは洗うのが大変で、ブレーキダストのせいで洗車が億劫になることもありました。

なぜ、こんなにもブレーキダストが凄いのか。
国産車でホイールが汚れている車はあまり見ないので、輸入車特有のブレーキの
特徴があります。

それは、輸入車はブレーキパッドとブレーキローターを削りながら制動力を高めているからです。ブレーキパッドのそもそもの素材が国産車とは異なるからです。
高速道路での走行速度が100km/hが標準の日本と、走行速度無制限区間があるドイツの思想の違いですね。

ブレーキで性能が高いのはありがたいことではありますが、何とかこのブレーキダストを
解決出来ないのか、輸入車オーナーは頭を悩ませます。

ホイールの洗車に辟易していた頃、私は「低ダストブレーキパッド」というものが
あることを知りました。

社外品で、いくつかメーカーがあるのですが、こちらを装着することにより、
ブレーキダストが付着しにくくなるということです。
反面、ブレーキ性能は落ちるという、性能とのトレードオフの製品です。
ブレーキダスト問題が解決するのではないかということに、すぐにでも替えたいと思ったのですが、この時はせっかくのブレーキ性能を落としたくないという思いがあり、
結局最後まで、低ダストブレーキパッドには手を出しませんでした。

 

その後、CLSを購入することになったのですが、この時におもいっきって低ダストパッドに
変更を決意しました。
納車と同時に交換して貰ったので、純正のブレーキの感触を知らないのですが、
BMWに比べてブレーキが効かないと思ったことは有りませんでした。

肝心なブレーキダストですが、BMWに比較してかなり抑えられています。
もちろん全く出ないわけではないのですが、1ヶ月走行して発生するブレーキダストが、
BMWの1週間で発生するブレーキダストと同等くらいになりました。
これは洗車の際に本当に楽になりました。

そして、これは副次的な効果なのですが、この低ダストブレーキパットは、
ローター攻撃性がとても低いことが分かりました。
冒頭で、輸入車のブレーキはパッドとローターを削りながら制動すると記載しましたが、
パッドの素材の違いか、ローターが殆ど削れませんでした。

通常、パッドとローターは5万キロ走行時に交換が目安となっていますが、
低ダストに交換後9万キロ程度走った今でも、パッド・ローター共に交換不要と
車検の際に言われました。
正直、本当に大丈夫?と思い、再度確認をお願いしたくらいです笑

以上の事から、ブレーキダストに悩まれている方は、低ダストブレーキパット(出来ればローターも)に交換することを私はオススメします。

最後に、私が購入・交換したブレーキパッドは、DIXCEL(ディクセル)のMタイプというものです。
https://www.threepoint.co.jp/dixcel/dixcel_w218.html